しかし、平成20年に開設した弊社代表、野﨑健が会長を務める「通詞島イルカウォッチング安全運航協議会」をきっかけとし、同年12月、7つの業者が集まり天草イルカインフォメーションが設立されました。

これによって窓口が一本化され、イルカウォッチング業者間の話し合いなどもあり、当初年間3000人だったお客様が、平成25年には３０倍の10万人を超えるほどになりました。今では、天草のイルカウォッチングは熊本県の観光の目玉の一つにまでなりました。

そして、ここまで発展出来たのは、やはり地元漁師さんのご理解とご協力のおかげです。本来、イルカは漁師さん達にとって漁場を争うライバルです。
しかし、きちんと主旨を理解してもらい、そればかりか、逆に漁に出る大事な時間を割いて、船を出して頂いたりと、イルカウォッチングへの協力までして頂いてます。

ですから、その漁師さん達にとっても、メリットのあるイルカウォッチングにしたいと思います。

漁師さんあっての二江です。丸健水産も、その漁師さんと一緒に成長して行きたいと思います。
それはこれからもずっと変わりません。これが、丸健水産の使命です。

今回、イルカウォッチングにいらっしゃるあなたにも、そういった想いや歴史を知って頂けたら思い、ここに書きました。

時は経ち、今や天草のイルカウォッチングは様々な形になっていますが、これからも丸健水産は地元の海の恵みを大切にし、地元漁師さん達と共存共栄をしていきたいと思っております。